幸楼の歩み

 ここ岩手県釜石市は、世界三大漁場の一つとして数えられる「三陸沖」の豊かな漁場と、日本の近代製鉄発祥の地として鉄鋼業とともに発展をし、現在も「鉄と魚とラグビーのまち」としてその名を全国に知られています。
釜石湾と釜石大観音

 釜石港よりほど近い浜町の山際にある「料亭 幸楼」は、明治26年の創業から130年ものあいだ、“釜石の奥座敷”として親しまれながら、地域の皆様とともに釜石の歴史を歩みを続けてまいりました。創業時より、市内で唯一の格式高い料亭として、製鉄所や関連企業などがお客様をおもてなしする接待やご宴会、地元名士の交流の場として重用されてまいりました。また、様々なお祝い事やご法事など、地域の皆様の節目節目の大切な一日にもご利用いただいております。
大正15年頃。左から二代目女将、三代目女将、仲居頭。

 大正から昭和の時代には、唄や踊りで宴を盛り上げる住み込みの芸者さんも多数在籍し、東北の港町有数の芸能の場としても長く親しまれてまいりました。また、国内一流の舞踊、琵琶、人間国宝による新内などの伝統芸能を料亭のお料理とともに楽しめる場もご提供し、たくさんのお客様をお迎えしてまいりました。
昭和25年10月10日。釜石線の開通式にて。三代目女将(左)と芸者衆。

 長い歴史のなかでは、皇族方をはじめ多くの政治家や著名人にもご用命いただいてまいりました。趣と格式がある店内は、国民的なお正月映画のロケ地としてもご利用いただきました。また、戦火や震災などの被害を受けながらも、その度に地域の皆様と寄り添い支え合い再建してまいりました。2011年に発生した東日本大震災では、釜石湾からほど近くも店舗は津波の被害をまぬがれ、発災当日から避難所として広間と客室を解放し、最大で200名の避難者を受け入れました。

 製鉄所の第一高炉、第二高炉の火が消えた際、長年ご愛顧いただいてきたお客様方より「第三高炉の火は消さないでほしい」というお言葉をかけていただき、県内陸部の北上市に「日本料理 幸楼」を開店しました。釜石の本店とともに、地域の皆様に特別なひと時をご提供しております。
釜石湾と釜石大観音
大正15年頃。左から二代目女将、三代目女将、仲居頭。
昭和25年10月10日。釜石線の開通式にて。三代目女将(左)と芸者衆。

釜石の歴史と幸楼の歩み

安政4年(1857) 盛岡藩士大島高任、洋式高炉で国内初の出銑に成功
明治13年(1880) 官営製鉄所操業開始、釜石鉄道開通(日本で3番目の鉄道)
明治26年(1893) 釜石市浜町にて初代 金澤周助が「幸楼」創業
昭和12年(1937) 釜石市制施行
昭和20年(1945) 艦砲射撃により店舗全焼
昭和23年(1948) 終戦からの復興へ 第10高炉の火入れ
昭和25年(1950) 現在の場所付近にて「料亭 幸楼」として営業再開
昭和28年(1950) 現在の場所に移築
昭和54年(1979) 新日本製鉄ラグビー部 V1
昭和60年(1985) 有限会社幸楼 設立
新日本製鉄ラグビー部 V7
平成元年(1989) 第一高炉休止
平成4年(1992) 三陸・海の博覧会開催
平成6年(1994) 現在の専務が料理長に就任
平成7年(1995) 北上市に「日本料理 幸楼」を開店
平成23年(2011 東日本大震災発生。避難所として地域の被災者を受け入れ
平成27年(2015) 「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして、『橋野鉄鉱山』が世界文化遺産に登録
平成31年(2019) ラグビーワールドカップ2019 釜石開催。釜石自動車道全線開通。

アクセス

料亭幸楼
〒026-0013 岩手県釜石市浜町3丁目13-6
・三陸自動車道 釜石中央インターチェンジ出口より車でおよそ10分
・JR釜石駅より車でおよそ6分

【駐車場】
店舗より徒歩3分ほどの場所に専用駐車場(6台)をご用意しております。

店舗概要

店名料亭 幸楼
所在地〒026-0013 岩手県釜石市浜町3-13-6
TEL0193-22-3017
FAX0193-22-3016
営業時間昼 11:00〜14:00/夜 17:00〜22:00
営業について事前のご予約が必要です
定休日火曜日(変動あり)/年末年始
駐車場8台
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企業情報

企業名有限会社幸楼
代表者代表取締役社長 金澤茂夫
創業明治26年
法人設立昭和60年5月1日